モチベーション理論
ハーズバーグのモチベーション理論に「衛生要因・動機付け要因」というものがあります。
①「衛生要因」は、不満を解消する事はできますが、それだけでは満足感やモチベーションになるとは限らず、
②「動機付け要因」は、ないからと言って不満になるものではないですが、あれば満足度やモチベーションの向上になるというものです。
どちらかだけを満たしていればよいわけではなく、どちらもそれぞれ必要なものだと言われています。
このことから、転職するのであれば、最低限の衛生要因は担保した上で、動機づけ要因がより満たせる環境に就く事が満足度の高い転職になる、という事になると思います。
あなたがやる気が出るのは、どのような事でしょうか?
実際の転職相談で、ご希望について伺うと、給与や職場環境ついてのお話は、100%でてきますが動機づけになる事が出てくる事は少ないように思います。
希望の条件をだしすぎると求人が減ってしまう事を心配されている方もいらっしゃるかもしれませんが、自分の動機づけになる事になる事は何か?なんて事は、考えたことがない、という方もいらっしゃると思います。
その場合、次のような動機付けの要因から考えていくと良いと思います。
- 達成すること
- 承認されること
- 仕事そのものへの興味
- 責任と権限
- 昇進や成長
日頃は、なかなか自分自信について考える機会がないかもしれませんが、転職のタイミングを好機ととらえ、是非一度考えてみてくださいね。
この記事の担当者
渡辺友栄
【人材業界専門エージェント】株式会社インプレッション
コンサルタント 人材業界歴20年